全力で推したい漫画10選~前編

映画の話はしたので、今日は漫画の話をしようね。
今回もやっぱり10作しか選べないなんて無理だよ!!!!
って自分にキレ散らかしたけど、こすい手を使って無理やりまとめたよ。

今回は前編です。あまりにも文字数が増えたので分けました。
いやほら、好きな作品語ろうとするとどうしたって多弁になるのがオタクの宿命じゃん……。

また、現在の推しジャンルである、コナンや銀魂、鬼灯の冷徹とかはあえて入れていません。

悲しいかな、現在進行形で萌えている作品の良いところを、上手く語れないという病気を患っておりまして……。

銀魂何がいいの?って聞かれても、
いや……坂田銀時の色気がさ……みたいな返答になってしまってダメなんだよね。

一歩引いたところからじゃないと冷静な感想を言えない。
ので、とりあえずそれらは除外して、子供の頃から好きな作品とか、多大な影響を受けた作品を入れました。

また、偶然にも全て完結作品なので、
気になった方は最後まで一気に楽しめるので、ぜひ読んでみてね。
また、なるべくネタバレ配慮してますが、完全にないかと言うとそうでもないかもしれない。

美少女戦士セーラームーン

みんなご存知セーラームーン。
30代前後の女子だいたい通ってきてる。通ってなくても名前くらいは知ってる。(と思われる)

たとえば、

  • 魔法のような不思議なパワーを使う時にはステッキを持っていて欲しい。
  • 変身して欲しい。
  • セーラー服大好き。
  • 太陽系惑星の名前が英語で言えちゃう。
  • 前世の存在ナチュラルに信じてる。
  • 額にマークがあるとなんかしっくりくる。
  • 月に対するなんか特別感。
  • カットされた透明な石が好き。本物じゃなくてガラスでもいいから。
  • 腰に鍵をいくつもぶら下げたい。
  • みんなテーマカラーがあってそれに準じた服装や髪色してると落ち着く。

みたいな感覚はすべてセーラームーンで培われました。

小学生の頃はさ、思ってたよね。
わたし、中学生になったら黒猫が迎えに来てセーラー戦士になるんだ!って。

実際に中学でセーラー服着て、
現実のセーラー服は胸の谷間見えるほど開いてない、ってことを知った。

ストーリーは知ってる人も多いのであえてここでは説明しません。
でも、最終回がどうなったかまでは、知らない人も多いよね。
世代ど真ん中だった人は、途中でアニメ見なくなったorなかよし卒業して読まなくなった人多い気がする。

かく言う私もアニメは途中で見なくなってしまって、しかし漫画は追ってて一応最終巻まで読みました。
二年に一回くらい、1巻から読み直したいなーって時期が来る。オリンピック?

初恋の人ってたぶん地場衛だったんだと思う。

当時は中の人のことは気にしてなくて、
後から声優という存在を意識するようになってもまだ忘れてたんだけど、
降谷零に落ちた時に、アーーーーーそうだったおまえ地場衛ーーーー!!!
って気付いて、まさかそんな20ウン年越しに同じ声の人に落ちるとかある!?
って衝撃を受けた。

いや、そんな長いこと活躍してる古谷さんがすごいんだね。

月野うさぎは、永遠の輝き。(ダイヤモンド????)

ジョジョの奇妙な冒険

初めて二次創作をした作品、って意味ならスレイヤーズだから違うんだけど、
いっぱい書いた作品はジョジョの第4部、岸辺露伴の夢小説でした。

きっかけは、大好きなPerfumeのかしゆかちゃんがジョジョにハマっているということを知って、
ゆかちゃんが好きな漫画なら読もう!とミーハー根性丸出しで読んだことです。

だからわりと最近……でもないなもう10年前か。
ジョジョの歴史からしたら、当時もう7部の連載をしてたので、だいぶ後でした。

ストーリー解説しようとすると部ごとに分かれた大変なものになるので、
ざっくり言うと……言えねぇな。

一番好きなのは4部です。舞台は日本、宮城県の架空の街、杜王町。

街で起こる奇妙な事件を解決したりしなかったりしながら、
最終的には凶悪な殺人鬼をみんなで追い詰める話。

推しは岸辺露伴です。

スピンオフの単行本まで出てるよ!

頭のおかしい天才漫画家です。顔がとても良い。
(ジョジョはみんな顔が良いので、もしかしたら作中世界で露伴は別に美形でもないのかもしれないけど)

今アニメは5部をやってます。
こっちはイタリアが舞台でマフィアが戦う話。

人がバンバン死ぬので、推しが死んだら……と二の足踏む人もいると思うけど、
ついったで誰かも言ってたけど、最終的に6部で全員死んで、宇宙がまた一から始まるのであんまり気にしなくていいと思います。
(もはやこれは重大なネタバレではない……はず)

ジョジョのなにが面白いって、
3部以降はボスが時間絡みの能力を持ってるので、
時を止めたりすっ飛ばしたり加速させたりする超絶ボスを相手にどう戦うのか、というところ。

そんな圧倒的な力のボスに勝利する瞬間の気持ちよさといったら。

ジョジョにはお決まりの「オラオララッシュ」という技が存在して、
主人公が(正確にはスタンドが)ひたすらオラオラ言いながら殴りつけるというだけなんだけど、
ボス相手にそれが出た時はまあー気持ちいい。スッキリ。

この主人公のラッシュがどういうものか、というのも楽しみの一つだったりするところがあって、
たとえば4部の主人公仗助くんは、ちょっと変えて「ドラドラ」だったりするんだけど、
5部の主人公であるジョルノくんは「無駄無駄」というものになります。

これは、彼が3部のボスであるディオの息子、という設定なので、
父であるディオが「無駄無駄」と無駄無駄ラッシュを繰り出していたことが理由です。

読者は、かつて敵側だった無駄無駄ラッシュを、今度は主人公側として見られるわけですね。
あの強敵だったディオと、我らが主人公ジョースターの血両方を持ってるジョルノ、どんなに強いんだろう?
とワクワクできるわけです。

6部の主人公徐倫は、3部の主人公承太郎の娘なんだけど、
徐倫はやっぱり父と同じ「オラオラ」で、
親子2人のオラオララッシュが炸裂した時なんて、もう脳内ドーパミンでびっちゃびちゃだったよ。

そういうわけで、いろんな人が「ジョジョを読むなら1巻から!」と口を揃えて言ってるんだけど、わたしもそう思う。
1巻から順に読んで、6部で一度終結した時の感動は半端ないものがあるから。

でも、1部ってやっぱり描かれた時が古いから、どーしても絵柄とかキャラクターの感じがね、時代を感じてしまう。
それに抵抗があって、という人は、好きなところから読み始めても全然いいと思う。

好きな部は4部、って言ったけど、物語としては6部が大好きです。

でも賛否両論分かれていて、人によってはあの終わり方は受け入れられない、という人も。
たしかに、解釈としてはメリバと言えるかもしれない。
衝撃的な事実を知らされてから、ろくにページもなくそのまま終わってしまうから。

でも、
最終回の副題が「What a wonderful world」といって、
これはルイ・アームストロングの名曲のタイトル。

6部までたどり着いた人は、ぜひこの曲の訳詞を見て、曲を聴きながら最終回を読んで欲しい。
わたしは、この曲の歌詞を合わせて知ってこそ、
6部の、ひいてはそれまでのジョジョの奇妙な冒険という作品にようやくピリオドを打てるのだな、と解釈した。

空にかかる虹は、くっきりと七色、
なんて、きれいなんだ。
通り過ぎていく人々の顔、顔、顔、
同じく、みんな、美しい。
友達どうしが握手を交わし、
「やあ、こんにちは」、と挨拶している
それは、ほんとは、
「愛してる」って言い合っていることなんだ。

出典: What a Wonderful World (この素晴らしき世界)、歌詞と日本語訳。

少年は、肩の星のアザを見て全て理解した。
初めまして、と言葉を交わしているけど、彼らの本質は、魂は、何も変わっていない。
だから、涙を流しながらも言ったんだ。

「エンポリオです……ぼくの名前は、エンポリオです」

6部もアニメ化したら、最終回のEDはこの曲以外にありえないって思ってる。

封神演義

みんな少年漫画って好き?
わたしは好き。努力友情勝利、って鉄板だけどやっぱり胸が熱くなるし、面白いよね!

で、
一昔前の少年漫画、というか少年ジャンプには、主人公は「少年」でなくてはならない、みたいなお約束が存在したらしいんですね。
今もあるのかもしれない。

それで、たぶんこの作品が最初ってことではないと思うけど、
これはそういうお約束をぶち壊したうちのひとつの作品。
主人公、72歳です。

当時ロリ顔ジジイの呼び名を欲しいままにした太公望なんだけど、
まあ登場人物の多くが、仙人っていう人間やめてる人達なので、この年齢なわけですね。

72っていうのも推定年齢だし、終盤で実はとんでもない事実が判明してそれどころじゃなかった、ってことも分かるんだけど。

中国のふるーい小説を、フジリューが少年漫画として見事に現代に蘇らせた作品です。

昔の中国、殷に巣食う悪い女狐(妲己)をはじめとする悪い仙人たちを、人間界から一掃しようとがんばる話。
と、思いきや、物語はとんでもない方向へ向かう。

バトル漫画として読んでたらSFだった、みたいな感じ。
いや良い驚きなのでぜひとも読んで欲しい。

完全版は18巻なので読みやすいよ!

けどまぁこれも推しがバンバン死ぬので、途中はわりとつらいところもある。
でも安心して欲しい。
そもそもこの世界の死は死じゃなくて、後半で会いに行けることが分かるので。

ちなみに、ついったとかでたまに「2度もアニメ化されたのに、されてなかった」とか言われている。
その辺に関してはあんまり触れないけど、アニメから見ようかな、ではなくまず漫画を読んで欲しい、な……。
それからアニメを見てジャッジして欲しい。

推しは太上老君です。

魔人探偵脳噛ネウロ

人外と人間の女の子の組み合わせっていいよね。
美女と野獣。魔法使いの嫁。神様はじめました。

こちらは魔人とJKです。

魔界からやってきた脳噛ネウロ。
CV子安武人の名に恥じぬドS奇天烈っぷりを見せてくれます。

そんな彼に巻き込まれて探偵役をすることになったJKヤコちゃんと、その他大勢たちが、
人間の中の『悪』、そして人間を超越した『本当の悪意』たちと戦うお話。

なにが面白いって、その表現。

一応探偵ものなので、毎回犯人が出てくるわけなんですけど、
その犯人たちが、自らの罪を指摘されたあと豹変するんですね。
その豹変の度合いが突き抜けている。

たとえばコナンしかり、金田一少年の事件簿しかり、
そんなに豹変する犯人っていないんですよ。
みんな、どうしようもない理由があったりとか、中には愉快犯もいるけど、なにかしら人間らしい動機で犯罪を犯している。

ネウロの犯人たちは、
ある意味非常に人間らしい。ただし、性善説ではなく性悪説を前提として。

「自分にはこういう願望があるのだから、そのために他人が犠牲になるのは仕方ない」
と、サイコパス的な思考回路で、罪を罪と思わない犯人がいっぱい出てきます。

それが中途半端だったら、たぶん微妙な作品になっていたと思う。
突き抜けて常軌を逸して描かれているからこそ、面白い。

そんな常軌を逸した犯人を、さらに次元が違う存在である魔人が裁く。

「言ってもわからない奴には、身を以て思い知らせるしかない」とばかりに、
ネウロの持つ魔界道具で犯人をケチョンケチョンにしてくれるので、これが実に小気味良い。

で、そんな強烈なネウロと、巻き込まれ女子高生探偵の弥子ちゃんなんですが、
この二人のでこぼこコンビが、最終回を迎える頃には非常に良きパートナーに成長するので、そのあたりも必見。

アニメもやってたけど、まずは漫画で確かめて欲しいな。
ぜひ。

ハチミツとクローバー

は〜〜
わたしの心の中でも、未だにずーーーっとあの観覧車が回り続けているよ……。

美大に集まった男女が、
芸術や人間関係や恋愛やその他諸々を通して、各々の人生を見つけていく話。

作者の羽海野チカさんは、現在『3月のライオン』を連載されていて、
こっちもめっちゃおすすめなんですが、

3月のライオンに比べると、ハチクロはもう少し少女漫画寄り。掲載誌が違うからね。

羽海野先生の作品の魅力を言葉で伝えようとするの、すごく難しい。
非常に繊細な感性で描かれていて、しかしその人間の生き様はものすごくリアル。

こういう、人間の心のやりとりや心情の表現が重要な作品って、
その描き方が少しでも、夢見がちというか、いやそんな風になる?
って疑問を持ってしまうと、とたんに嘘くさくなって感情移入できなくなったりするんですが、
羽海野先生の描くキャラクターたちは、みんなちゃんと現実を生きている。

主人公のひとり、天才肌のはぐちゃんに、物語終盤で重大な事件が起こるんですけど、
その事件のあと彼女が下した決断は、
まさしく「芸事に生きる人間の判断」そのものだった。

このはぐちゃん、一貫して実に純真無垢というか、天才肌ゆえに純粋でまっさら、みたく描かれていて。
だからさらっと読んでると、初心でピュアな良い子、みたく思ってしまうのだけど、
いやいや、「純粋」って恐ろしくもあるよね、と思い知る。

「描きたいの。これ以外の人生は、私にはないの」

出典:ハチミツとクローバー

まさしくその通りで、そのために彼女は、自分にとって一番ふさわしい伴侶を選ぶ。

まぁ、そうなるよね〜〜〜〜なっちゃうよね〜〜〜現実でも絶対そうだよね〜〜〜。

いや、祝福される選択肢ではあったんですけどね。
ただ、無垢に見えてやはり女ってしたたかなところあるよね。
良い子だけどね! はぐちゃんめっちゃ良い子。大好き。

たぶん、彼女は純粋だからこそ、
本能で自分に本当に必要なものを理解していたのだろうな。

最終話でやっとタイトルを回収された時には、わんわん泣いてしまった。
実に鮮やかで、でも名残惜しい、見事な終幕だった。
ぜひ、没入して一気に最後まで読んで欲しい。

※2019年9月現在、Kindle Unlimitedで3巻まで読み放題になっています!
この機会にぜひ!

明日は後編です。

ていうか今日バレンタインだっていうのに全然関係ない記事になったな。

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