朝粥ときつねうどんでなんちゃって精進料理

別に仏門に入ったわけじゃないんですが、精進料理ってちょっと心惹かれます。

以前この記事で、サチのお寺ごはんという漫画を紹介したんですが、

実際に食べてみたおいしいごはん漫画5選

なにしろ精進料理は肉魚使えないし、
他にも五辛と言って刺激物が使えなかったりして、それを別のもので代用するのにとっても手間がかかる。
から、完璧に真似するのは大変なんですけど、それでも手軽に出来るものがあって。

こちらの記事を読んだんですけど。

参考 禅寺料理日記1、寒の座禅粥を頂くヨミドクター

なんですかねー、漫画に出てくる料理を真似して作って食べたい気持ちと同じで、
こういうものも食べたくなる。

で、最近は米から炊くお粥と、油揚げで出汁をとったきつねうどんにハマってます。

粥ときつねうどんのレシピ

米から炊く粥はこちらのレシピ。

これに酒と塩麹を足してます。
食べる時にはごま塩を振って、あれば梅干しやなんかと一緒に。

きつねうどんはこちら。

参考 禅寺料理日記3、手間が深める素朴な味ヨミドクター

少しアレンジしてます。
切った油揚げをごま油で揚げ焼きにして、
それを鍋に入れて酒と醤油とみりんとだし醤油。
煮立ったら水追加してしばらく煮出して適当なところで冷凍うどんを入れる。
どんぶりによそったらネギを散らして、あれば柚子を少し絞る。

ネギも五辛に入るらしいので正式には駄目なのだろうけど、まあそこまで厳密にやらなくてもというスタンス。

だし醤油はこれがお気に入り。

めんつゆ使うよりも上品な味に仕上がる気がする。

粥の効果

朝粥は体調がダイレクトに変わる。気がしている。

仏教の教えでは粥には十の功徳があると言われていて、
それが以下。

一、 【色】 体の血つやが良くなり
二、 【力】 気力を増し
三、 【寿】 長命となり
四、 【楽】 食べ過ぎとならず体が安楽
五、【詞清辯】 言葉が清く爽やかになり
六、【宿食除】 前に食べたものが残らず胸やけもせず
七、 【風除】 風邪を引かず
八、 【飢消】 消化よく栄養となって飢えを消し
九、 【渇消】 のどの渇きを止め
十、【大小便調適】 便通も良い

出典:心が疲れたらお粥を食べなさい

プラシーボと言われたらそれまでだけど、
わたしはこういう効果効能を読みながら「なるほどこれはそんなに良いことがあるのだな!」と食べたりするのが大好きなので、
粥を食べるととても調子が良くなります。

というか元々そんなに胃腸が強い方ではないので、だから単純に内臓にかかる負担が少ない分調子が良いのだと思う。

余談ですが、うちの両親はもう高齢だというのに鉄の胃袋を持っていて、
未だに揚げ物!肉肉肉!炒め物!みたいな食事を平気で毎日続けています。
そんな両親から産まれたのになぜこうも油物が苦手なのだろうと首をひねっている。
(ただ、油は苦手だけど天ぷらもトンカツも味は好きなんだ……調子の良い時じゃないと量が全然食べられない)

あと、酒を入れてるせいか身体がポカポカになります。
これは寝起きで体温が下がっている身体を温めるのに非常に効果的。

この間、普通の粥に飽きて中華だし(創味シャンタン)を入れて中華卵粥にしたらば、
最初の数口は美味しいんだけど、すぐになんか飽きてしまってあまり美味しく感じられなかった。

シンプルな粥にごま塩、という組み合わせだと不思議と飽きずに食べられる。

ごま塩は、正式には胡麻も塩も炒って混ぜ合わせたものを使うそうなのだけど、とりあえずスーパーで売っている炒りごまと塩。
これもそのうち作ってみたいなと思います。

油揚げで出汁をとるきつねうどん

前は全然興味なかったきつねうどん。
というか汁物に入っている揚げが苦手だったんですよね。特に味噌汁。
味がしみているおいなりさんのお揚げなら食べられるんですけど、汁物の中に入ってると大抵風味が抜けているのでどうも苦手だった。

のだけど、このきつねうどんレシピに惹かれて作ってみたら、意外にも美味しくてハマってしまった。

だし醤油を入れてるので油揚げだけの出汁じゃないんですけど、
大豆製品の出汁って美味しいんだなって。

サチのお寺ごはん、第一話に出てくる料理が大豆で出汁をとった味噌汁なんですけど、
なるほど油揚げの出汁がうまいなら大豆でとっても美味しいだろうなと思いました。

家に残っている節分の豆で出汁をとってしまおうか悩んでいる。

たぶんごま油で揚げ直していることも大きい。ごま油の風味があるのとないのでは全然違う。

ただ、ごま塩も油なので入れすぎるとやはり胃もたれする……かと思いきや、ごま塩とオリーブオイルに関してはそこまでもたれません。わたしの場合。
ごま油とオリーブオイルはなんか色々体に良いと聞くから、そう思っているプラシーボ効果も大きいかもしれない。

朝粥のすすめ

米から粥を炊くの、面倒に思えるかもしれないけど、時間としては30分くらいなのでさほど時間かかるわけでもありません。

沸騰したら弱火にして、蓋をずらして25分ほど放置で完成なので、ずっと見ている必要もないです。

とはいえ、朝の忙しい時間にそれが出来るかといったら人によると思うので、
なんなら前日に作っておいてレンチンでもいいと思う。

でも、米から炊く粥は出来たてが一番おいしいので、機会があったら作ってみてください。

ちなみに、永平寺という禅寺では毎朝粥を食べているそうなのですが、
食べてすぐに掃除を始め、名物の長い廊下の雑巾がけなどをするそうです。

そんなすぐ動いて戻さない?と心配になるんですが、
食べたあとすぐに動いても大丈夫、なのがお粥の良いところでもあるようで。
朝忙しい人こそ、お粥がいいみたいですよ。

そのへんのことはこちらの本に書いてあったので、よかったら読んでみてください。

とはいえ、わたしも毎朝必ずお粥を食べているわけじゃないです。
納豆ごはんが食べたい日だってあるし。今日は粥の気分だなって時だけ。

そんな感じでゆるゆると続けていきたいなーと思ってます。

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